健全な時間からこんばんは。
寒い。寒すぎる。
バイトもあんまり行っていないし、学校もそんなに行かないし、人とこの寒さを共有することがないのが淋しい。
急に物騒な題名、失礼します。
「ちゃんちゃらおかしい」
聞いたことありますか。
ないよって方、私もそうでした。
さあ!今日は!
人生って何が起こるかわからない!!!
だからこそ、
「こんな時はこうした方がいいよ」
って思うことを書こうと思います。
(長くなります。犯罪の話です。苦手な方は見ないでください。)
1. 人生どん底
見てくれてる方は、人生のどん底を味わったこと、ありますか?
私が高校1年生の時の冬、私たち家族は訴えられました。
民事です。
(内容は言えません)
当時の私は何が起こってるのか、1ミリも理解できなくて、それもこんなこと、親戚、友達、誰にも相談できませんでした。
訴えられるまでは色々な経緯があったけど、一番覚えているのは相手との話し合いの日です。
第三者(学校の先生)を介して、私の家族、相手(父親)一人で2日間に渡って話し合いが行われました。
文脈からもわかる通り、悪いのはこっちです。
話し合いをしたいとお願いして、家族は向かいました。
そこでのことは、詳しくは分かりません。
でも、尋常ではないことは私にも伝わりました。
帰宅した家族に聞いた話によると、
相手は怒鳴り散らして、落ち着いて話し合いができるような状態ではなかったこと。
電話番号や住所を書かせ、毎日家の前で犯罪者だと言いふらすと脅されたこと。
私の行っている高校の前で、「犯罪者だ」っていうビラを配る。
他にも、明らかに相手は普通の人ではなく、終始怯えていたといいます。
土下座もさせられた、と。
両親は一応、と20万円を持っていってたけど、「金なんかで解決できると思うなよカスが!!!!」って怒鳴られたから出せなかったらしい。
ここまでが1日目で、おかしいと思った両親は、次の日の話し合いのためにボイスレコーダーを買いに行きました。
これは今思うと本当にいい判断だったと思います。
脅迫、強要
これは証拠がない限り言いくるめられてしまいます。絶対ボイスレコーダー持ってこうね!物的証拠大事!(そんな場面あるんかいな)
2日目も同じく、脅迫強要パレード!
5時間も怒鳴られ続けたら、狂うよね。
私がその場にいたらどうなってただろう、心配だったけど、本当に怖い。
一応保護者なわけで、担任も居合わせていました。
問題は、学校の先生でした。
中立な立場なはずなのに、相手側にいました。
大声で怒鳴って、土下座させて、それを見ていたのに止めなかった。
個人情報を、相手の親に言いふらしていた。(その事件とは関係ない私の高校名まで言ってた)
それからずっと「先生」っていう存在が憎くて、信じられなかったです。
そうして、弁護士をたてました。
2. 鬱
苦しかったのはこれからでした。
家電に毎日相手(父親)から非通知で電話がかかってきて、コール音に怯える日々でした。
たまたま私の父親が電話に出てしまった時、電話越しに怒鳴られて精神が参ってしまうくらいでした。
そんなことが続き、弁護士に相談していたら、訴えられました。
普通ならこっちが悪いんだろうけど、話し合いの日をきっかけに状況が変わっていたので、弁護士さんには勝てるだろうと言われていました。
それから、詳しくは分からないけど、訴状?というものを家族三人分書くことになりました。私の家は裕福ではないので、普通は弁護士さんが上手に書いてくれる所を母親が書くことになりました。
これがだめだったなあと思います。
訴状には、何をされたのか、などを詳しく書く必要があったので、話し合いの日の録音を書きおこしていました。
相手の自分たちへ向けた暴言を一言一句落とさないように何回も聞いて、書きおこす。
これを繰り返していた母親は、次第に病み始め、鬱病と診断されました。
こうなってしまうことは家族みんなわかっていました。
でも、誰も母親を助けられなかった。
私はその頃高3の1月。センター試験が迫っていました。
どうしても訴訟どころじゃなかった。
あの頃どうしていたら良かったのか、今でもわかりません。(結果失敗したけど!!!失敗したけど!!!!!!!!)
その後、1年以上の裁判を経て、無事終了しました。
相手は「金なんか要らん!!!」言うてたのに裁判で金取ろうとしてたのが、ほんとクソやなって思います。
結果、勝ちです。
弁護士費用とか裁判費用とか色々考えたら100万以上マイナスで、相手から奪ったところでなんのあれもありません。
でも、裁判で、
「二度と私たちに関わらないこと」
を約束したことが、いちばん安心出来ました。
もう、何処へでも一人で行っていいんだ。
母親はそんなことを言っていました。
スーパーなどで会ってしまい酷いことを言われたことがあるからです。
もう、堂々としていていいんだ、と。
裁判が終わり、相手からの嫌がらせはぱったりと無くなりました。
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相手の嫌がることをしない
こんなの、当たり前って思いますよね。
当たり前です。
でも、大切な人が苦しめられていたらどうですか。
やり返しますか。
加害者と被害者、悪いのは明らか加害者です。
誰が見ても悪いのは加害者。
なのに、被害者の立場を利用して加害者になってしまう人もいる。
自分が加害者にならないために、こんなこともあるんだってことを知って欲しいです。
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長くなりました。
この話をすると、いつも長くなります。
実は、このことは親戚に今でも言っていません。
心配させて寿命縮んだら困るから、だそうです。
これは自分たち家族の問題、
だけど、もう少し身近な人を頼っても良かったんじゃないかなと今だからこそ思います。
誰にも相談できない環境が、どんどん心を壊します。
誰でもいいから話せていたら、楽になったのかもしれない。
裁判後、弁護士さんに
「こんなとこ、もう、来ちゃあかんよ」
って言われました。
死んでもこやんわ!って言って笑い飛ばしてたぐらいには吹っ切れてるし、思い出して泣くことも無くなりました。
今思えば、とても良い経験でした。
警察が家まで覆面パトカーで迎えに来たり、
裁判官と知り合いになったり、
弁護士と年賀状やり取りしたり、
普通に生きてたら経験できないから!!!
若い時に底を見たことが、今の私の生きる糧になってます。
大学落ちてもちっとも泣かんかったしメンタルも強くなりましたどうも。
しんどいことがあっても、この先自分にとってその経験がプラスになると思えば、何でも乗り越えられるよ〜
底に居た頃を思い出せ〜〜
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「ちゃんちゃらおかしい」
って、相手の父親が怒鳴りながら言ってた言葉です。
録音聞いて、なんやねんどういうこと?って思って調べたら、ヤンキー言葉なんかな。
その後、高3の時の見た目が海老蔵に似てる物理の先生が
「ちゃんちゃらおかしいわ!!!」
って言ってて、
ああ、この人も同じ血筋の人なんか?って思ってました。
以上。
いい夢見てね。