こんちは。
ところで椎名桔平さんご存知ですか。
テレビでもちょくちょく見かける俳優さんですよね。
今回はその話です。(ちょっと違う)
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私が高校3年の時(詳しい日時は忘れた)に、親が急に 「kips行かへん?」って言い出したんですよ。
KIPSて聞いたら我々近鉄にお世話になってるのであのKIPSカード思い出すけど違うからね
PiTaPaでもないからね
話を聞いたら、椎名桔平さんの両親がやってる喫茶店とのことやったので、なんとなく気になって一緒に行きました。わよ。
伊賀上野にある、ちっちゃな喫茶店で、今は潰れちゃったみたいです。悲しい。
入ってみたらほとんど人がいなくて、常連さんらしき人が数人楽しそうに喋ってて雰囲気はとても良いお店でした。
数年前のことなんで何頼んだとかは忘れちゃったんですけど、この日は今の私にとってすごく大切な日です。
ここで、椎名桔平さんのお父さんに会いました。
歳はかなりいっている感じだったけどとても元気で、気さくに話しかけてくださって人見知りが過ぎる私でもすぐに打ち解けられました。
話しているうちに、息子が2人いること、上の子が歯科医師で下の子が椎名桔平さんであること、たくさんお話してくれました。
そんな中で、何度も仰っていたことが、「子供のためにもレールを引いてあげてね」、です。
親になったことがない(当たり前)やから分からないけど、子供にはこうなって欲しいっていう親の想いが少なからずあって、
そうなって欲しいがためにレールを引いてあげると思うんですよ。
「このレールの上を歩いていけば〇〇になれるよ!」みたいな。
でも、そのレールは大学生になった地点で切れちゃってる、と。
学生のうちは親が思う正しい道を進ませる、そして大学生になったらその先は自分でレールを引く、そのように育てなさい、
そう仰ってました。
普通のことかもしれないけど私の家族にとってはそれが衝撃でした。
私なんて特にやりたいこととかなりたいものがある訳でもないから、親が「ここがいいよ!」って言えばそこに行くし、「ここは行っちゃダメ!」って言えばそこには行かないし、みたいな人生送ってきてました。
結局、浪人することができたのもkipsに行ったのがきっかけで、県外の大学に行かせてもらえたのもkipsがきっかけでした。
自分のやりたいことをできない環境におかれていた上、親に「ここに行きたい」なんて言える状況になかったから、そうやって言ってくれる人がいること自体が凄くありがたかったです。
今はほんと自由すぎてどうしたってぐらい自由に自分の将来を決められるので最高です🐱(自由すぎるのはほかの要因もアリ)
失敗しても自分で決めたことだからって割り切れるからいいのかなと思います。
「伊賀上野行ったらぜひkipsへ!」で締めようと思ってたのに店が潰れてしまって椎名桔平さんのお父さんが何処にいるのかは分からないのが辛い、、
でもまたどこかで会えたらいいなって思ってます。
あと椎名桔平さんはこんなお父さんに育てられてさぞ幸せだろうに… 👼🏻(ドラマ見てます たまに)
次会うときはイケおじと歯科医師の育て方を教えて欲しいですね。参考に。